青森 新緑の八甲田と酸ヶ湯温泉
田代高原上からの八甲田の山並み
7月上旬、八甲田へ出かけました。
青森県の黒石ICの手前の弘前SAで、まずは腹ごしらえ。十三湖のシジミが、これでもか!というくらい入った栄養たっぷりのラーメンでエネルギーの補給しておきました。
津軽富士、岩木山の麓の景色を眺めると、「津軽〜、平野に〜ぃ・・・」と思わず唄ってしまいます。緑豊かな田んぼと、りんご畑が広がる、美しい風景です。青森に来るたびに感動するのは、どこを走っても道にゴミがなく、花がいっぱいです。首都圏は、どこを走ってもゴミだらけです。人の多さだけではなく、根本的な人間性の差を感じてしまいます。
黒石市から国道394号線を登り、城ヶ倉渓谷の橋を過ぎると、まもなく目的の八甲田の酸ヶ湯温泉(すかゆ)http://www1.odn.ne.jp/~sukayu/ です。駐車場の隅には残雪があるくらいで、暑がりの湯けむり人でも涼しいと感じました。
青空を舞うイワツバメ達に出迎えられて、古風な湯治の宿というたたずまいの玄関を入ります。10年ぶりの宿泊ですが変っていません。磨き上げられた床を歩いて部屋に荷物を置き、早々に混浴の大浴場「ヒバ千人風呂」に向かいます。撮影厳禁の風呂ですので写真は撮れませんでした。
大きい浴槽はバレーボールコート半面くらいあるでしょうか。千人は大げさですが、百人は入れるかもしれません。それよりし小さい浴槽とは、若干温度が違うような感じです。それぞれ中央に標識があり、男女を分けて入浴します。白く濁ったお湯ですので、意外に女性も入りやすいかもしれません。
女性専用タイムもあります。(朝、夜の8〜9時)
万座温泉の湯に近い感じですが、気持ち硫黄臭は少ないです。特徴は、なんといっても、肌からじわぁ〜っと温泉が浸み込んでいく感覚が快感です。幸せを感じてしまいます。温度調整も適切ですので、ゆっくりと長湯することもできます。5メートル位の高さから落ちてくる滝の湯は、肩こり解消にちょうどいいマッサージ効果です。隣では肘と膝をつけて足裏に湯を当てている方がいて、これはいいアイディア!と思ったのですが、なんと女性でした。誰かが後ろを通ったら大変なことになります。小心者の湯けむり人は、早々に浴槽のほうに移りました。女性コーナーの方の湯船のふちに、頭を向こうに寝そべるご婦人が。上より下に、しっかりタオルをかけたほうが良いのでは?と思いつつ、またまた大変なことと、回れ!右をしました。幸い、おふた方とも母親より年上でしたので。
残念ながら、名物「まんじゅうふかし」は工事中でした。木のベンチの下に温泉が通っていて、座るとほんのり暖かく女性の冷え性に良いそうです。
こちらの言葉で「まんじゅう」とは・・・。子宝にも恵まれるそうです。
夕食は、山の味も海の幸も美味しく、ビールが進みました。朝飯は昔と違い、バイキング形式です。温泉旅館でこれだけの料理の品揃えは見事です。以前よく利用した品川プリンスホテルの、人気ビュッフェレストラン「ハプナ」の朝食にも負けないかもしれません。水が良いのでしょうね。
コーヒーも美味しかったです。
残雪の残る八甲田の山並みと新緑を堪能。193人が凍死した雪中行軍の遭難の場所は、夏草と木々の間を爽やかな風が吹いていました。
睡蓮沼とレンゲツツジ
睡蓮沼
地獄沼
帰り道、駆け出し頃からお世話になっているYKTさんが、八甲田からひとつ山を越した場所で、りんごを作り始めたというので訪ねていきました。
緑のなか陽が燦々と降り注ぐ自然豊かな山あいの畑で、なんだか、ほっとするところです。久しぶりにお会いするYKTさんは、別人かと思えるほど日焼けしていて、週末のたびに農作業をされているとの話に納得でした。夏休みをすでに2日間取ったそうですが、「どこへ行かれました?」と聞くと、この畑にいたそうです。
りんごの世話をするのが楽しくてしょうがないという感じで、ビジネスでお会いする顔と全く違った、ニコニコ穏やかな表情が素敵でした。
山あいの厳しい自然環境なかで、りんごの樹たちにも元気になってもらいたいので、サンカラーをすすめました。
11月の収穫の手伝いと、おすそ分けの約束をして山を下りました
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